Claude2は、OpenAIの元研究者が立ち上げたスタートアップ企業であるAnthropicがリリースしたAIチャットボットです。
2023年7月11日に公開され、2023年10月16日よりついに日本語に対応しました。
Claude2の特徴
- 一度に処理できるプロンプトの量が多い。
- 出力される回答の安全性が高い。Claude2はいろいろな安全な技術で有害な内容を排除している。
- プログラムのコーディングスキルが高く、PythonテストではChatGPTよりも高いスコアをマークしています。
- データの学習期間が2023年初めまでと、比較的新しいデータで学習している。ChatGPTは2021年9月まで。
- 複数のファイルを読み込んで比較、分析ができる。
- 完全無料で利用できる。2023年10月現在
Claude2は、最大100,000トークンのテキスト処理や複数ファイルの同時読み込みが可能で、ChatGPTを上回る性能を発揮すると期待されています。
Anthropoic/Claude2のウェブサイト
https://www.anthropic.com/index/claude-2
また、Claude2は有害な情報を出力しないように最大限注意が払われており、先代のClaudeと比べて「無害な応答を返す能力が2倍優れている」とのことです。
Claude2スタートアップ
1.Anthropoicのウェブサイトにアクセスします。
2.「Talk to Claude」をクリックします。
3.アカウントが無い場合、アカウントを作成します。
メールアドレスで登録するか、Googleアカウントを利用することができます。
今回は手っ取り早く、Googleアカウント連携でログインします。
『Continue with Google』をクリックします。
4.連携するGoogleアカウントをクリックします。
5.『Sign up』画面となります。
フルネームとニックネームを入力します。
チェックを入れて『Continue』をクリックします。
6.電話によるSMS認証を行います。
ショートメールのできる携帯電話番号を入力します。
入力した電話番号にショートメールで認証コードが届きます。
届いた6桁の数字の認証コードを入力します。
7.Claude2にログインできました。
Claude2がベータ版であることや、利用規約などが表示されますので『Next』をクリックして進めて下さい。
最後まで進めると、Claude2のチャット画面になります。
Claude2と会話してみる
Claude2が日本語に対応したようですが、画面を見てみると英語表記になっています。
本当に日本語対応できたのか、Claude2に聞いてみました。
日本語で質問したところ、日本語で回答が返ってきました。
どうやら日本語に対応したのは本当のようで、安心しました。
『日本で有名な経営者と名言を10教えて』という問いには・・・
若干怪しい内容がありますが、すぐさま回答が返ってきます。
レスポンスはGPT-3.5やBingAIよりも速い感じがします。
ファイルを認識させる
チャット入力欄に『クリップ』のアイコンがあり、複数のファイルを読み込むことができます。
読み込めるファイルの種類は、PDF、TXT、CSV等のテキストを含むファイル形式で、最大5つ10MBまで。
クリップのアイコンをクリックすると、ウィンドウが開き、ファイルを選択できるようになります。任意のファイルをクリックします。
※Jpeg、pngなどの画像ファイルは読み込めないようです。
Claude2はPDFやTXTのテキストを読み込んで、分析・比較させることができます。
VBAコーディングをお願いする
VBAやPythonなどのコーディングをお願いすることができます。
現段階での、LLMの得意分野ではないかと思っています。
ここまで書いてくれました。
あとはパラメータを書き換えれば実装できそうです。
さらにアドバイスまでもらえて、完璧ではないでしょうか。
もう関数を調べてくみ上げる必要はなく、Claude2にお任せで良いのではないでしょうか。
Claude2まとめ
Claude2は、さまざまな用途に活用できます。例えば、以下のような用途が考えられます。
- 創作活動のサポート
- プログラミングの学習
- 情報収集
- 顧客対応
- 教育
- テキスト生成
- 翻訳
- プログラミング
- データ分析
- クリエイティブなコンテンツの作成
- テキストやコードの自動生成
- 自然言語の翻訳
- データ分析や機械学習のサポート
- クリエイティブなコンテンツの作成
Claude2は、まだ開発途上のツールですが、今後のさらなる進化が期待されています。